「もののけ」とは、古来より様々な自然現象との同居を余儀なくされたこの国の風土の中で、厳しい自然への畏敬の念、祈りから生じた崇高な信仰対象である「自然の神、自然の力」をあらわします。そこから転じ「野性的な人間、原始的本来の人間の姿」が私達が示す「もののけ」です。すなわちそれは、この祭りに集う革新的・唯一無二の芸能表現を行う演者、そして参加者です。戸隠の圧倒的な自然の美しさと、この新しい祭りを体感し、血湧き肉躍る自由な「もののけ」と化して、情報経済社会の中で失いつつある本来あるべき人間性に回帰する。それが「もののけ祭り」です。
個性的で雄大な景色の戸隠山は古来から山岳信仰の聖地として、幾多の修験者が訪れ続けている土地です。
妙高戸隠国立公園にも指定され、戸隠神社を始めとした五社、鏡池、杉並木などいくつかの絶景観光スポットが車で30分圏内にあり、半日あればそのほとんどを回ることが可能です。
戸隠にはコンビニも信号もありません。そのような神域は日本にほとんど見られないと思います。
できれば、1日前に戸隠に入っていただき、日本でも有数のオリエンタルな神域を是非を体感してください。
また、戸隠名物、日本三大そばのひとつ戸隠そばも味わってみてください。
その流れから「もののけ祭り」に参加していただくことで、会場IN&OUTのフェスでは体験できない特別な感動がおりてくると思います!
岡山をベースに全国で活躍する装飾家 能勢聖紅と、名古屋をベースに活動する造景パフォーマンス集団 某に、地元戸隠の中学生も参加して、祭りにシンボルになる巨大もののけファイヤーモニュメントとスピリチャルゲート(鳥居)を天然素材で建造します。もののけファイヤーモニュメントは最終日のラストに点火され、天に立ち上がる炎のもののけに進化し、この国の真の意味の無病息災を祈願します。
日本の伝統芸能に「憑依」「一体化」をテーマにしながら、木彫にポップカルチャー的要素を融合させ、現代アートヘと昇華させる淺野健一。もののけ祭りでは彼の代表作とも言えるオーパーツが、会場内に展示されます。
戸隠在住、北信で数々の茅葺き屋根を復活させている渡辺拓也と木工職人マークの手によって会場内に実際に室内に入れる茅葺きドームが完成する。期間中は、当代きっての茶人、松村宗亮によるお茶会や様々な催しに使われます。
メインステージは高さ12メートル(4階建ての高さ)の縄文式物見やぐらです。その御柱(みはしら)となるのは樹齢70~80年の杉の大木。6月27日に戸隠柵地区の高森さんの提供で山から伐採された御柱は、8月5日に150人以上の人力でやぐらとして立ち上げられます。
写真は戸隠山を背景に、開催予定地に設置した20分の1スケールの模型。
メインステージの縄文式物見やぐらの後ろにはためく協賛のぼりは、様々なアーティストによって描かれます。
予定参加アーティスト
飯田団紅(切腹ピストルズ)、鈴木聡(絵師)、西岡ペンシル(グラフィックデザイナー)、Noriaki Tanimura(墨絵アーティスト)、BAKIBAKI(ストリートアーティスト)、万美(書道家)、丸岡和吾(骸骨作家)、他。
寒暖差がある戸隠で育った無農薬の高原野菜の味わいは格別です。全国から集まった料理家が地元の素材を使ってもののけスペシャルフードを提供します。ドリンクも上質さと個性にとことんこだわっています。
他、多数出店予定
会場となるスキー場の標高は1200M、東京や長野市内より10℃低いイメージです。仮に開催時期に東京、長野市内が35℃だとしたら会場は25℃、湿度も下がり、まさに爽快! そして何より空気が美味しいんです。
そしておすすめが戸隠キャンプ場。今年のお盆休みは400以上あるキャンプサイトがすでに埋まってしまっているほど、人気のキャンプ場です。宿泊に関してはスキー場周辺に沢山の宿もあります。
キャンプ場にご宿泊の方へ
最寄りのインターは「信濃町I.C」です。
東京、名古屋から片道3時間半〜4時間。長野方面からお越しの方は、浅川ループライン経由をおすすめいたします。
「長野駅」下車、川中島バス(戸隠キャンプ場行)で「戸隠キャンプ場」下車(約1時間)、戸隠スキー場まで無料シャトルバス(約5分)。※夏季はスキー場までの運行がありません。